保健所の家庭訪問

もうすぐ4ヶ月になるので、日本にいたら当然3,4ヶ月検診を
受けているはずのらんちゃん。フランスで受けるつもりだったけど、
今の状態ではいつになったら受けられるかわからない。
そこでネットで知った地元の保健所に電話してみた。
オランダ語の案内テープがべらべらまくしたててる。
ネットでは、電話をかけたら次は1を選べとなっていたので、
1を選んだら、さらに選択肢があった…。
もうわからん、とまた1を押してみたら、人が出てきました。
ホッ。こちらはつたない英語で懸命に事情を説明するが、
なんだか相手の英語も頼りないぞー。
予約を取ってみたものの、日時が合ってるのか不安。
その不安が伝わったのか、コンファームレターを送ってくれると言う。
場所もわからないので、それなら安心。
電話を切ってしばらくしたらまた電話。
明日家庭訪問に来て健康状態などを見ると言う。

次の日、看護婦さんが家に来た。
妊娠中、出産時の様子をいろいろ聞かれ、
これからのことをいろいろ指導されました。
一番気になっていた離乳食、らんちゃんがあんまり寝ないこと、
便秘がちなことも聞けました。
離乳食はまず果物をスプーンに2さじ、「欲しがったら」
つぶしてあげなさいとのこと。
オレンジや洋ナシ、バナナなど。
それを2〜3週間続けたら、野菜をあげる。
にんじん、ブロッコリー、カリフラワーなど。
「自分で作るの?」って聞いたら、「ベビーフードがある」って。
そりゃそうだよなー。
離乳初期用にやわらかくするのはけっこう大変だ。
さらに!今度予約した日時に予防接種までしてくれるとのこと。
それがすごいぞー。
四種混合(三種混合+ポリオ)とHib(インフルエンザb菌)を一度に打つ。
左右の太ももにそれぞれ打つそうだ。
Hibは副作用がないけど、四種混合は熱が出るかも、だって。
日本のことにも詳しくて(この辺は日本人が多いからでしょう)、
予防接種の種類の違いもいろいろ説明してくれました。
日本脳炎はやらない(まあ当たり前か)、Hibはこちらでは大切、などなど。
予防接種のスケジュールはフランスでも同じだと言うので、
ちょっと安心。
4週間後に2回目、さらに4週間後に3回目、さらに6ヵ月後に
追加接種にあたる4回目をします。
それからビタミンDを与えるように言われました。
こちらは冬の日照が著しく少ないので、くる病予防みたい。
ミルクにはDが入っているそうですが、母乳にはないので
飲ませなさいとのこと。
さらに授乳中は私も飲み、ゆりちゃんと馨も飲むんだよ。
0〜4歳は一年中、4〜7歳は冬(Rのつく月、
看護婦さんには9〜5月と言われました)だけ。
オランダの母子手帳にあたるGrowth bookをもらいました。
でも中身は母子手帳よりはるかに詳しく、
スキンケア、離乳食のあげかた、歯磨き、などなど
3ヶ月ごとに成長に従った記述があります。
また○○ができた日を記入する欄もあります。
母子手帳+育児書+育児ダイアリーという感じ。
英語なので(英語版をくれただけでもめっけもんなのですが)
まだ該当部分しか読んでいないのですが、
これ1冊あれば育児書要らないよ、ほんと。

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