公園

 先週末、ボス公園という、近くの公園(といっても車で行くんだけど)に行きました。
ボスって「森」という意味なのかな、名前どおり木がうっそうと茂っていて、
時々川(運河?)があって、時々広い湿原や原っぱが出てくるようなだだっ広いところです。
ゆりちゃんがローラーブレードをやりたいとオランダに来てからずっと言い続けていたので、
できるようなところはないかと思っていったんだけど、
行ったのが遅かった(3時過ぎてた)のと、すべれるような乾いたところがすぐ見つからなくて、
ちょっとだけしかできませんでした。

 公園内はみんな思い思いの事をしていました。
ジョギングする人あり、レンタサイクルに乗る人あり。
すごいのは、飼い馬を連れてきて乗馬している人がいること。「飼い犬」ならぬ「飼い馬」です。
ちゃんと馬専用の車(キャンピングカーの小さいものを想像してください)があって、それに乗せてくるんだよ。
貸し馬場(おそらく無料)もあるんだよ。
馬も、いかにもって感じのサラブレッドから、農耕馬のようなごついものまでいろいろ。

 このボス公園の上空は飛行機の通り道になっています。
というのは、すぐ隣がスキポール空港だからなんだけど、本当に近くに見えるの。
だってもう車輪を出して着陸態勢に入っている飛行機が見えるんだよ。
音もすごいです(もしかして退避地域(って言うんだっけ?万が一飛行機が落ちたときのための場所)なのでは…?)。
うちの上空も同じく飛行機が通っていて、時々轟音がします(うちの上も…?)。

 公園内のレストランで休憩したのですが、
その裏に遊具のある小さな公園があって、子供たちでにぎわっていました。
ゆりちゃんも馨もそういう公園で遊ぶのが久々だったからか、すごく喜んで遊んでいました。
馨はずっとブランコに乗っていて、ダンナに「もう帰るよ」と言われて大泣きしていました。
ゆりちゃんは現地の子供たちと一緒にティーカップのようなぐるぐる回る乗り物に乗って、いっしょになってまわしていました。
途中でよろけてこけて泣いてしまったら、一緒に乗っていたゆりちゃんよりちょっと大きいお姉ちゃんに慰められていました。
早く幼稚園に入れてあげたいなーと思った瞬間でした。

 今日はダンナが近所に広い公園があると言うので探しに行ったのですが、見つからず、
いつもと違う道を歩いていたら、突然広々としたところに出ました。
見渡す限り原っぱで、馬が何頭も草を食んでるの。
川(運河?)にはマガモやくいなが何羽も泳いでいました。さらに遠くには牛もいたぞ。
家からほんの10分くらい歩いたところにこんなのどかなところがあるなんて思いませんでした。
いくらうちの住んでいるところは田舎とはいえ、一応アムステルダムのベッドタウン的なところで、住宅地なんです。