バスに乗る

先日のトラムに引き続き、今日はバスにトライしてきました。

また出がけにガイドでバスの乗り方予習。
まあトラムに乗れたし平気だろうと思って家を出たら、
目の前を乗るはずの199番のバスが行ってしまった!
(いつもこれですね)
しょうがないので次を待つかと時刻表を見たら…

なんと次のバスが30分後!
「トラムで行こうか」と言うと長女が「やだ!」
何度言っても「やだ!」の一点張り。
そんなに寒くないし、晴れてるからいいかと運河の鳥と
遊びながら次を待つ。
うちのすぐあとにやってきたマダムは時刻表を見るや
どこかへ行ってしまいました。
30分も待つことを思えば、多少歩いてもトラムの駅に行ったほうが
いいと思うのが普通ですよね。

そろそろやっとバスが来るという頃、さっきのマダムが再びやってきました。
どうやら自宅待機していた模様。
待ちに待ったバスがきました。

フェーンのセントラムまで行くと言うと、回数券に日付スタンプを
押してくれます。
ガイドでは車内にスタンプを押す機械があるとなっていたけど、
199番は運転手さんが押していました。
トラムは自分で乗車券を車内の機械で買うか、
回数券を機械に入れるとチン!と押してくれるらしい。
(↑まだやったことがない)
でもチェックがないのでけっこうみんなただ乗りしているという話です。
でもバスでは不正ができません。
また、4歳のお子様はただでした。もちろん2歳も。

バスは降りたい停留所の前になったらところどころについている
「STOP」というボタンを押すと、停留所でドアが開きます。
前方の電光掲示板にSTOPと赤くついているときは
次止まるサイン。
トラムのように次の停留所の名前を言ってくれない
(もしくはぼそぼそと言っているのかもしれない)ので、
目を皿のようにして外の景色を追わないとなりません。
今回はフェーンのセントラムで降りるので、
他にもたくさん降りるだろうし、見慣れたところだからと
ちょっと安心していましたが。
しかしこの安心が帰りに裏目に出るのだ。

無事セントラムのバスのロータリーに着きました。
友人のお子様や姪に誕生日プレゼントを買いましたが、
たくさん探したので帰りはすっかり夕方になってしまいました。

先ほどのロータリーに戻ってきたはいいものの、
どこから帰りのバスに乗るのか分からない。
大きな電光掲示板で行き先と時間が書いてあるのだけど、
見ても分からない…。
分かるのは199という番号だけ。
しょうがなくてうちの方からフェーンに来た199のバスの運転手さんに
聞いたら「向こう側」と言う。
向こう側って何?と思いながら向かい側に渡ってみる。
そこは215となっていたので、近くのマダムに
「○○に行きたいんだけど」と聞いてみた。
最寄の停留所なんですが、さらに問題が。
この地名が通じない。
困ったなーと思っていろいろ言っているうちに
マダムが分かってくれて助かったけど。
そこの表示が199に変わり、バスもやってきた。
運転手さんに地名を言ったが、また通じない。
いろいろ言ううちに「ああ…ね」とわかってくれたのだけど、
とうとう聞き取れなかったのです。

うちの近くに来れば景色で分かるから帰りは大丈夫と
思っていたのですが、外は真っ暗で何も見えない。
通り過ぎちゃったらどうしようとどきどきしながら乗っていました。
幸い他にも降りる人がいたので、無事降りることができました。
降りてみたら朝会ったマダムでした。

帰ってみたら汗びっしょりでした。
ずっと抱っこで疲れたのと緊張で疲れたのと両方でしょう。
長女はバスが気に入ってまた乗りたいと言っていました。